2017/3/9

議事速報(2017年2月22日)

衆議院予算委員会第五分科会速記録

質問項目

(1)乳ガン検診について
(2)ピロリ菌検査について
(3)相模原障がい者施設殺人事件について
(4)手話言語法について

内容(詳細については上記PDFをご覧ください)

乳ガン検診について
民進党の中根康浩でございます。
お時間をいただきましたので、今から三十分間、議論をしてまいりたいと思います。
私ごとになりますけれども、昨年の五月に妹が五十歳という年齢で、乳がんで他界をいたしました。その追悼の気持ちを込めて、まずは乳がん対策というところから始めていきたいと思います。
乳がん患者は年間九十三万人ほどお見えになって、この三十年間で四倍にふえたとも言われております。
国は、自治体が四十歳以上の女性に乳房エックス線撮影、いわゆるマンモグラフィー検診を推奨しているわけでありますが、ただ、日本人女性は、乳腺濃度が高い、いわゆる高濃度乳房と言われる人が八割近くもお見えになるということでございます。……

※「高濃度乳房」通知への体制と整備が決まりました。

ピロリ菌検査について
次に、胃がんのことについてお尋ねをしてまいりたいと思いますけれども、胃がんの原因の多くがピロリ菌であるということは、もう皆さん御案内のとおりでありますけれども、このピロリ菌を除去するだけで胃がんはかなり減らすことができるわけでありまして、ピロリ菌の検査は尿検査などで可能で、とても簡易、簡単なものであるわけでありますので、ぜひ、例えば中学校の三年生とか二年生とか、どこかの学年を定めて、全ての国民にピロリ菌検査を行うようにすべきではないかと考えますが、厚労省の考えをお聞かせいただければと思います。……

相模原障がい者施設殺人事件について
次に、障害者差別解消法ができて共生社会づくりが進んでいるかどうかということでありますけれども、昨年の相模原の津久井やまゆり園事件、この犯行そのものは非難をされているということでありますけれども、犯人が主張する犯行理由については、十分に社会的な断罪が行われていないのではないかというふうに思っております。……

手話言語法について
次に、手話は音声言語と対等な言語であると障害者基本法にも定められているわけでありますけれども、手話教育の充実とか手話通訳の配置などを定めた条例が各地でできております。
住んでいるところで格差が生じないため、あるいは手話を使って生きる人の権利を守るための環境整備にとっては、法律に裏づけられた予算も必要であるということであります。固として、手話言語法、仮称でありますけれども、こういったものを、全国を網羅する手話言語法のようなものを制定する必要があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。……

・この議事速報は、正規の会議録が発行されるまでの問、審議の参考に供するための未定稿版で、一般への公開用ではありません。
・後刻速記録を調査して処置することとされた発言、理事会で協議することとされた発言等は、原発言のまま掲載しています。
・今後、訂正、削除が行われる場合がありますので、審議の際の引用に当たっては正規の会議録と受け取られることのないようお願いいたします。

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