2017/12/25

12月20日「農福連携を広めよう!!」

働く場を求めている福祉と慢性的人手不足に悩む農業の両者が手を結び、ウィンウィンの関係をつくる農祉連携を、地域でどんどん広める必要がある。
特に知的障害者や精神障害者が農福連携によって、自立の可能性が出てくるNPO法人などが農園を経営し、そこに障害者が働いてもらい、無農薬など安全性、品質の高い作物を生産する。高く売れれば、工賃は増える。

大切なのは、福祉に対する「お情け」で買ってもらうのではなく、「いいものだから」買ってもらうというところ。

経営者から見て、障害者を雇うことによるメリットはある。よく言われるのは、障害者は仕事が丁寧で粘り強い。ここには、経営側からも障害者でも働きやすい職場環境の整備に工夫をするための道具の開発なども必要であり、障害者にやさしい職場はすべての人にやさしい職場と言える。

もちろん障害者雇用に関する国などからの助成金も活用すればよい。障害者を雇用しているという社会的評価もメリットとなろう。
福祉と農業のウィンウィン関係を築ける農福連携を推進する為には、今後何をすればよいか。
一番大切なのは、農と福をつなぐマッチング機能の構築であろう。

マッチングする上で大切なのは、農業も障害者も天候や体調など、様々な理由でお互いに不安定性があることを認識することである。お互いにそのあたりを理解し合うことが肝心である。これができるコーディネーターの役割は不可欠である。ここを誰が担うかである。福祉事務所は大抵ギリギリの職員配置となっている。

農水省は、障害者が行う農作業の補助や技術指導をする「サポーター制度」をつくったが、福祉施設の人手不足を補う制度は、まだない。そもそも、行政の支援を受けるには膨大な書類の作成が必要なのである。支援制度を使えば使う程、職員への負担は重くなる。

障害者、生活困窮者、元受刑者などが、地域で多様な役割をもって、共生できるようにする為、安全でおいしく高く売れる農福連携を推し進めていきたい。

 

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