2018/6/20

6月20日『在宅ホスピス』を推進しよう!<その1>

2018年

県立愛知病院が岡崎市に移管されました。今後は、岡崎市が責任をもって、ガン対策、ガン治療、末期ケアなどを担っていかなくてはなりません。

私は、2年前に妹を乳ガンで亡くしました。私だけでなく、多くの国民がガンと闘っているし、ガン患者家族として厳しい状況に直面しています。

徐々に全身にガン細胞が転移し、衰弱していく経過の中で、仕事との両立が困難になることや妹の家族への負担、そして抗ガン剤による副作用など、最終局面における不安感や苦しみ、痛みなどを目の当たりにしました。

この体験を今後の郷土のガン対策に活かすことが、私の使命であると考えています。

このような思いで、岡崎ホスピスの会の活動やリレーフォーライフなどにもいつも参加しています。

様々な体験や活動を通して「患者がどのような生き方、暮らし方をしたいか?」ということを基に、困っていること、辛いことを一つ一つ解決していく事が大切であります。

加えて「緩和ケア」は、ガンと診断された時からスタートすべきだということ。

従来型だとガン治療の手を尽くしても、もう打つ手がない場合に緩和ケアだとされてきたことへの発想の転換です。

ガン患者にとっては、体の痛みと同じように大きな不安感が負担となるため、心の不安に対処する心のケアも大切なことです。

これまではガンと診断されると治療が生活の中心となり、ガン患者として医療機関にとじこもってしまいがちでしたが、これからは「暮らしの中でガンと共にどのように生きていくか?」を考えるべきです。暮らしが医療にとじこめられるのではなく「暮らしの中に医療をよびこむ」という形にかえていかなければなりません。

その意味で、地域で、在宅で普通に暮らしながら身体的、精神的、社会的な不安や苦痛に対処でき、最期まで自分らしく生き、自分らしく死を迎える「在宅ホスピス」という体制の構築が必要だと考えます。

 

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