2018/7/13

7月25日『在宅ホスピス』を推進しよう!(完結) 

2018年

厚生労働省の調査による国民の死亡場所
●病院や診療所が77%
●自宅が13%
●施設が8%

なぜ、病院等で亡くなるケースが多いのか?

例えば、老衰や末期ガンなどで自宅において死が避けられない場合があるとします。

このような場合、家族等が目の前で死に直面する事態に遭遇すると、びっくりして動揺してしまい119番に通報して救急車を呼ぶ。
このことは人情的にはごくごく自然なことでやむを得ないことです。

だから、在宅ホスピスという環境で在宅での最期を望む人は生前から家族とも十分な話し合いを行い、救急車を呼ばないことのコンセンサスを作っておくことが不可欠となります。

つまり、そのまま自宅で死を迎えざる終えないと思われる病状の多くの人が、最期の最期の局面で救急車で搬送されて、結果、本人を苦しめる意味しかない救命処置をうけることを避けることになる。

また、このような場合に救急車を呼ばないですめば、救命処置をうければ助かる患者を救う機会を確保することにもなる。

死の直前、すなわち生の最期の限られた時間は、患者本人にとっても家族にとっても極めて大切な時間であるはずである。それなのに、救急車でバタバタ運ばれ、たった1分間延命するための処置をうけることに費やされては本当にもったいない。

このようなことをなくし、最期まで自分らしく生きることを実現できるのが「在宅ホスピス」といえる。

●面会時間や消灯時間などの制限がない
●末期のガン患者にとって、無意味ともいえる食事制限がない(飲酒も楽しめる)
●ペットと共に過ごせる
●仕事もできるかもしれない
●趣味もできる
●宗教にも心を寄せられる
●大きな声で話したり、泣いたり、笑ったりできる
●ムダな治療で有限な時間やお金をムダにしない
●医師や看護師が平穏な夜を過ごすためだけの鎮痛剤の投与をされないですむ

上記のように具体的な病院と在宅の違いがある。

このように最期まで自分らしい人生を送ることが出来るようになるためには、何が必要となるのか?

●24時間対応可能な在宅緩和ケア充実診療所
●24時間対応可能な緩和ケア対応訪問看護ステーション
●緩和ケア対応のケアマネ事務所
●24時間対応可能な緩和ケア対応訪問介護ステーション
●ショートステイ事業所

上記などが存在し、これらがガン診療連携拠点病院や地域の中核病院やクリニックと十分連携している必要がある。

このようなシステムを構築することで、慢性疾患や認知症、老衰などに対応することを想定した「地域包括システム」の上をいく「在宅ホスピス」体制の構築といえると思います。

そして、これこそが
その人を丸ごと支えることになると考えています。

  

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