2019/2/27

2月27日『パラスポーツを普及しよう』

2019年

本欄 各2018年
▼1月10日付
「スポーツ立市」  
▼3月29日付
「eスポーツ」
▼9月7日付
「スポーツで社会をかえる」


私は上記のように、たびたび地域活性化にスポーツが重要な役割を果たすことを述べさせていただいております。

今回は「障がい者スポーツ、パラスポーツ」について考えてみたいと思います。

スポーツを通じて仲間づくりをしたり、健康増進をはかったり、ストレスを解消したりすることの有用性は障がいの有無にかかわらず大きいものがあると考えています。

しかし、障がい者がスポーツを楽しむ環境については、不十分な実情があります。

在学中はまだいいが、卒業後においてはスポーツをやりたい障がい者の受け皿はとても少ないのです。

そのため障がい者においては肥満などからくる生活習慣病にかかる割合が高いと言われているのが現状です。

障がい者がスポーツを楽しむ場面においては「スポーツ基本法」や「障がい者差別解消法」に基づき合理的配慮がなされなければならないと思います。

例えば、体育館の床にキズがつくなどという理由でクルマいす利用者を排除するようなことはあってはならないし、障がいがあることを理由にスポーツ施設等への入場や入会が拒否されることは「差別的扱い」として禁止されています。

もし理不尽な理由で拒否的な扱いを受けることがあるとするならば、市町村へ通告すべきです。

他方、障がい者がスポーツを楽しむための個別支援としては「障がい者スポーツ指導員」が存在していますが、スポーツに参加する以前にスポーツをする場所までの移動が困難なことが大問題です。

これに対し、移動支援や行動援護など「障がい者総合支援法」に基づくサービスをうけることができるのだか、昨今はヘルパー不足です。

障がい者がスポーツをやりたい時、希望通りにこれらのサービスを使えるとは限らないのです。

そのため、市町村の判断で実施できる「グループ支援型移動支援」を積極的に導入し、周囲の手助けや環境整備によってスポーツに親しむ機会を増やすべきではないでしょうか?


来年には東京パラリンピックが開催されます。

パラスポーツは決して障がい者だけのものではなく、多くの人が気軽に楽しめるものです。これを機会にパラスポーツがもっと身近になり、多くの人に接してもらいたいと思います。

パラスポーツをSNSの動画でみてもらったり、実際に体験会を開催すること等を通じて多くの人に楽しさをわかっていただき、障がい者と障がいのない人との混成チームができたら素晴らしいと思っています。

また、パラスポーツの普及のためには各種障がい者スポーツ大会のスポンサーになってくれる企業の力が不可欠であると思います。

それには行政がパラスポーツ選手の登録制度をつくり、採用の可能性のある企業に引き合わせるなど、パラスポーツ選手と企業とのマッチングの役割を果たすことが必要であると考えています。

企業側にはパラスポーツ選手を積極的に採用していただき、競技を優先した勤務体制の用意や選手の遠征や合宿などにかかる活動費の支援、競技引退後の雇用継続などの協力をお願いできたらと思います。

そうした協力企業は、社会的信用が高まり消費者から支持されるはずであると思います。

さらに行政はパラスポーツ振興のため地元に障がい者スポーツ大会を積極的に誘致すべきであると考えています。

これらのことにより

●パラスポーツで共生社会をつくる
●パラスポーツに健康増進をはかる
●パラスポーツでバリアフリーを推進する
●パラスポーツで幸せになる


ということを目指しています。

  

ホームへ先頭へ前へ戻る