2019/6/20

6月20日『他人事ではない認知症』

2019年

人生100年時代。
歳を重ねていけば、あなたも私もみんな認知症になるかもしれない。

事実、認知症の人は全国で600万人いると言われています。これは全国の小学生の数とほぼ同数です。

つまり、まわりに小学生がいるのと同じ数の認知症の人がいるという感覚で、75歳になると認知症の人数は急激に増え、85歳以上だと二人に一人が認知症だといいます。

高齢社会=認知症
当たり前にいる社会になったという認識をお互いに共有すべき時代ではないでしょうか?

認知症に関する現状
発症や進行のしくみの解明は不十分で、予防法や治療薬の開発はまだまだという実情です。

そういった中で、脳の機能の低下により生活に支障のある人が数多くいます。つまり、長生き社会では誰もが経験すると言えるのが認知症です。

上記のことからも、認知症の予防や治療の確立には時間がかかるわけだし、誰もが認知症になりうるわけだから、今、必要なことは、認知症の人が当たり前にいるという事実に寄り添った「認知症共生社会」をつくらなければならないと思います。

それは、「認知症バリアフリー社会」と言ってもいいかもしれないし、「認知症フレンドリー社会」と言ってもいいかもしれませんが、障がい者が感じる生きづらさを解消する事と同じであると感じています。

●認知症の人と当たり前に出会えること。
●認知症の人が暮らしやすいビジネスに変えていくこと。

(下矢印)
例えば
岡崎市内にある「ちばる食堂」では認知症の人が接客の仕事をしています。

あるいは、認知症の人が安心して利用できる「ゆっくりレジ」を設定しているスーパーなどが良い例である。

認知症の人が変わるのではなく、社会の側が、認知症の人に寄り添ってかわらなければならない。

つまり、認知症の人を医療的にみるのではなく、暮らしや個性の面に目を向けるという視点から「医療モデルから社会モデル」への転換が大切になるのではないでしょうか?

政府は、医療費、介護費、家族負担などあわせて、認知症の人に14.5兆円かかっているとして、2025年に向けて1年で1%ずつ70歳代の認知症数を減らすことを目標として掲げています。

勿論、それも重要ではあるが、それ以上に「認知症共生社会」を構築することはもっと大切であるように、私は感じています。

私の父親も84歳となりました。色々と心配に思う今日この頃です。

  


 

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