2019/7/18

7月18日『医療的ケアが必要な人たちの地域生活を支える 3号研修』

2019年

改正児童福祉法56条に位置付けられている「医療的ケア児の支援体制強化」について、自治体の保健、医療、福祉、その他関連分野の連携と調整が大切であることや看護師の確保が不可欠であることを、2018年8月1日と8月16日のコラム欄で述べさせていただいております。

24時間の公的支援を…
喀痰、吸引、経管栄養など医療的ケア支援の必要な人たちに医療的ケアの「個人支援」を担う第3号研修を普及させ、日本型のパーソナルアシスタンス制度の端緒とすべきだと考えています。

勿論、今まで述べてきたように看護師が十分に配置されることが望ましいが、それができないのが実情です。

その場合、特にALSや筋ジストロフィー、重症心身障害者においては、個別性が高い「3号研修」修了者が寄り添うことが急務といえます。

例えば
Aさんの吸引
Bさんの経管栄養
というように個別のケアの種類が変わったり増えたりしたら、その度ごとに研修があります。

主に3号研修を受けるのは
●保育士
●介護士
●作業療法士
●理学療法士
●教師
などです。

特に、看護師不足の地域においては、3号研修修了者は医療的ケアが必要な人たちの地域生活を支える重要なツールとなります。

移動支援、日中一時支援事業所や保育所などが、どんどん3号研修を受け、登録事業者となることを期待しています。

以前は、吸引や注入が必要な子は保護者が付き添って登校するか在宅で訪問授業を受けるしかないという時代がありました。

しかし、3号研修を受けた先生がいる場合には担任の先生が医療的ケアをでき、障がいの有無に関わらず共に学ぶ環境づくりに役立っているケースがあります。

学校の教師にも3号研修が広がることを願っています。

このように、非医療職で3号研修を受けた人たちが、地域社会の中で、医療的ケアを必要とする人たちを24時間支援するという、パーソナルアシスタンスが普及することを目指したいと思っています。

介護保険法の3号研修
訪問看護ステーションと並び、障がい者や患者の地域生活の要だと思います。

3号研修を日本型のパーソナルアシスタンス制度の礎にしよう!

 

  


 

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