2019/12/27

12月27日『親亡き後』日本一とは?

2019年

中根の大前提
人はみんな自分らしく幸せになる権利がある。それは重度の知的障がい者や精神障がい者も当然、皆同じである。

もしも、自分らしく幸せになれないとしたら…
(社会モデル)
原因を自己責任に押し付けるのではなく、社会の側に解決しなければならない問題や課題が存在しているからである。

生きる価値のない人などいない。人は存在そのものが、かけがえのないものである。

●重い知的障がい者等は
☆ 判断力
☆ 契約力
☆ 身辺自立力
☆ 金銭管理力
☆ 食事力
☆ 薬剤管理力
☆ 体調管理力
☆ 就労力
などが不足しているがため、親や自分が高齢になっても親と一緒に暮らしている人が多いのが現状です。


●高齢の親の想い

自分が動けなくなったり死んだりしたら、我が子がどう生きていくのか?大きな不安を抱えている。最悪の場合、自殺や心中が頭をよぎることもあるのが現実である。

多くの親は、考えてもどうにもならないからと考えないことにして、日々を懸命にすごしている。


●「親亡き後」の不安を解消するために
重度知的障がい者等の「親亡き後」を支えていたのは、かつては入所施設や病院であった。しかし、これからは、住み慣れた町での支援でなければならない。

●重度の知的障がい者等を地域で支えるために必要なことは
 (あ) 相談体制
 (い) 医療
 (う) 住まい
 (え) お金
などの視点である。

重度の知的障がい者等であっても、当然、生活は一人一人多様であり、その人の価値観に基づかなければならない

それゆえ、(あ)の相談は重要で、本人の希望に寄り添いながら、その人にあわせて、様々な社会資源のコーディネートをしなければならない。

その際、多職種によるチームを形成し、支援会議を通じて「個別の支援計画」をつくるところから始めることが不可欠であると考えます。

特に重要なのは、このチーム支援を親が健在なうちから、親への依存度を徐々に減らしていくことが望ましいことから、グループホームに住み、生活介護や就労サービス、地域定着支援、自立生活援助、ショーとステイ、権利養護センター、介護保険などの最適な組合せを相談支援事業所のコーディネイターがつくるのである。

また、この支援チームは、地域生活をしている重度の知的障がい者らの支援要請を見逃さないためにも、すぐにかけつけるアウトリーチの存在感をすぐにかけつけるアウトリーチの機能をもつことが大切である。

親亡き後の不安はどこまでいっても完全になくなるものではないが、重度の知的障がい者等にとって信頼できる地域があれば心残りは少ないであろう。

そんなまちづくりをしたいと思っております。


 

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